日本とスペインの絆:歴史と文化の交流
ビルヒニオ・ハポン氏の毛筆発見とハポン・ハセクラ後援会の活動が示す両国の絆の深さ
ビルヒニオ・ハポン氏の毛筆の発見は、12月21日にイーレ!支倉を訪れた際に資料館で行われました。
そこに現在のハポン・ハセクラ協会のフアンフラン会長の叔父にあたるビルヒニオ・ハポン氏が残した「日本」の2文字が毛筆で残されているのを発見しました。ビルヒニオ氏は自分の住むコリア・デル・リオ市に「ハポン姓」が非常に多いことに疑問を持ちその歴史を掘り下げた最初の人物で、自分たちが1614年に当地を訪れたサムライ使節(慶長遣欧使節)の末裔であることを発見したことで有名になりました。ビルヒニオ一行は1991年に宮城県の招きで仙台を訪れた際ここ川崎町にも立ち寄り毛筆で「日本」と書き残したものでした。
一方で、ハポン・ハセクラ後援会は、仙台でキックオフ・パーティが開催され、その翌日には川崎町で「イーレ!支倉」というコミュニティー使節に生まれ変わった町の新しいシンボルとなった旧支倉小学校で「ハポンさん」が上映されました。支倉常長が晩年を過ごした場所として知られるこの地で、日本とスペインの絆を象徴する映画が上映されました。
さらに、ハポン・ハセクラ後援会のキックオフ・パーティでは、日本とスペインの文化交流や支倉常長の関連性を紹介する我謝京子監督の「ハポンさん」が映画が上映され、音楽演奏、講演が行われました。これらのイベントは、地域の一体感を高めるだけでなく、日本とスペインの文化を広める重要な役割を果たしています。
総括すると、ビルヒニオ・ハポン氏の毛筆の発見やハポン・ハセクラ後援会の活動は、日本とスペインの歴史的なつながりや文化交流を強調し、両国の友好関係を深める重要な出来事となっています。
日本とスペインの絆と多様性を示す出来事の連鎖
チャリティコンサートでの活動、被災地のサッカーチームの派遣、そして合唱団の文化交流活動。
コバルトーレ女川を応援しましょう!
JCHの第2回定期演奏会は被災地女川のサッカー少年たちを応援します。
皆さん、ご協力をお願いします!
11月30日、2018年、本日出演する風の環少年少女合唱団は、チャリティコンサートで集まった義援金を活用し、被災地石巻地区のサッカークラブチーム「コバルトーレ女川」のジュニアチーム(U-15)をスペインに派遣します。
来春、乾選手が入団したセビリアのレアル・ベティスやハポンさんの町コリア・デル・リオのFCコリアのジュニアチームと親善試合(ハセクラ・カップ)を行うための費用に使われます。同時に、風の環少年少女合唱団もこの時期にコリア・デル・リオに遠征し、「コバルトーレ女川」の子供たちを応援し、文化交流の使命を果たす予定です。
JCH混声合唱団“とも” リサイタル:
「第2回ともに虹を探そうコンサート」
日時: 12月2日(日曜日)2018年
場所: Good Shepherd-Faith Presbyterian Church, 152 W 66th St, New York, NY 10023
開場: 午後5時30分
開演: 午後6時
テーマソング「ともに虹を探そう」
第1ステージ: 歌謡曲シリーズ
「津軽海峡冬景色」
「若い季節」
「心もよう」
「ハナミズキ」
第2ステージ: 混声合唱組曲「心の四季」
ゲスト演奏
風の環少年少女合唱団の歌声
日本クラブ男声合唱団のパフォーマンス
風の環室内アンサンブルの演奏
バーンスタイン生誕100周年メドレー from ウエストサイドストーリー
5曲を風の環室内アンサンブルの伴奏で
アンコール
マスカーニ「アヴェマリア」
フィナーレ
「北酒場」振付入り